七赤金星は、いわば「赤い金属」という性格をもっています。赤い金属といえば銅を思いうかべますが、そのやわらかい銅の性質がこの星生まれの人の性格をそのまま物語っています。つまり順応性や適応性に富み、陽性で派手好み、万事に器用で一度会っただけでも、十年来の知己のように親しくなります。よくいえば愛想がよく、悪くいえば八方美人で、交際は浅く広くというのがこの星の特徴です。
また、この星を「遊びの星」とも呼びますが、趣味も豊かで流行とともに歩み、とかく遊ぶことにかけてはこの星生まれの右に出る人はいないでしょう。しかし、このように遊び結構無駄使いをしても明日食べる米に困るというような生活とは一生無縁です。
また、夫婦縁なども多情であるため、生涯初縁で貫くことが難しいのもこの星生まれの特徴です。
頭の回転早く、プレイ好き 勘鋭く神経質
社交性あり、おしゃべりで話好き
自尊心強く、自分から頭を下げぬ 消費型 食道楽型か無関心
男性
活弁爽やか、派手好み カンも良く説得力あり 商才も抜群、頭が良い
活弁爽やかで、にぎやかな派手好み、明朗快活な如才なさは多くの人に好感を与えます。
しゃべることにかけては右に出るものがないほどで説得力もあり、自分の計画したことは、まず相手に説明してから行動に移します。カンも良く、機を見るのにたけていて商才も抜群です。金運は強いほうですが派手に振舞いがちで、虚栄心も強く実力以上に見せるため消費の傾向も強いようです。頭の回転が速いだけに次々とアイディアを考えるのはよいのですが、ともすると飽きっぽく軽率になり、熱しやすく冷めやすい結果になるのもこの星生まれの特徴です。実業家や大会社の幹部にはこの星の人は少なく、宮使えより自由業の人に多く見られます。また、食道楽の人が多いのもこの星です。収入のあるわりに貯蓄が少なく、趣味や飲食や色事に浪費しがちです。器用さと社交性を生かし、目上の人のアドバイスを重視すれば金運に恵まれた人生を送ることができます。父親に縁が薄いほうです。
女性
明朗で感受性強い 派手、頭良い 虚栄心、話くどい 自力開運
感受性が強く明朗で、そこにいるだけでその場の雰囲気を明るくします。
派手なタイプで着道楽で贅沢な物を見に付けて虚栄を張り、負け惜しみの強さが拍車をかけます。
子どもの頃は親縁も薄いのですが、持前の社交術で人気も高まり自力開運します。
独身の頃は派手好みでも、結婚すると分相応に自重する面もあります。夫には気がついてよく尽くすタイプですが、話がややくどい面があり、嫉妬深い点が波乱をおこします。